カネカ太陽光発電のメリット・デメリット

カネカ(kaneka)とは

カネカの太陽光発電と聞いて、「あのカネカが・・・」とわかる人は少ないと思いますので、㈱カネカについて少しだけ触れておきます。

株式会社カネカは、東京と大阪に本社がある化学メーカーです。

社歴は古く、設立は1949年(昭和24年)です。

㈱カネカの会社案内で事業内容をみると、化成品、機能性樹脂、発泡樹脂製品、食品、ライフサイエンス、エレクトロニクス、合成繊維とあります。

太陽光発電関連では、1988年(昭和63年)にアモルファスシリコン太陽電池の研究と企業化で新技術事業団より井上春成賞授賞しています。

カネカ太陽光発電のメリット

まずは、メリットをご紹介しましょう。

防水性や耐風性に優れている

カネカ太陽光発電システムは、防水性や耐風性に優れている特徴があります。

「瓦一体型太陽電池VISOLA(ヴィソラ)」はもちろんですが、「化粧スレート瓦専用太陽電池SOLTILEX(ソルティレックス)」も、カネカ独自の工法により、屋根に穴を開けませんので、安心です。

影にも強い

カネカの太陽電池は個性的です。

「結晶系」と「アモルファス」を組み合わせた、太陽電池になっており「薄膜シリコンハイブリッド太陽電池」と呼ばれています。

この太陽電池は、2つの素材を組み合わせることで、結晶系とアモルファスの長所を併せ持っていまます。

たとえば、結晶系の太陽電池は、影ができると大幅に発電量が落ちる弱点がありますが、カネカ太陽光発電は、影の影響を最小に抑えることに成功しています。

発電効率が30%アップ

アモルファスシリコンの太陽電池は、結晶系シリコンの太陽電池と比較すると発電効率が劣っています。

しかし、「薄膜シリコンハイブリッド太陽電池」は、結晶系の長所が生かされ、従来のカネカのアモルファスだけの太陽電池と比較すると発電効率が30%もアップしているのです。

カネカ太陽光発電のデメリット

希望小売価格が不明

カネカ太陽光発電の価格は、オープン価格となっており希望小売価格が公表されていません。

つまり、施工業者や販売業者により同じ製品でも価格が違うということです。

ボッタクリなのか良心的なのか、判断ができないため、必ず2社以上に見積りを取るようにしましょう。

どこのメーカーが一番良いのか?

国内の太陽光発電の主要メーカーとして名前が上がってくるのがシャープ、京セラ、三洋電機、三菱電機などですが、カネカ太陽光発電も良さそうです。

そう考えると、どこのメーカーにするのか・・・。
これは悩むところです。

しかし、悩んだ末に決めた太陽光発は、設置できなかった……。(^^;
あなたは、そんな話を聞いたことがありませんか?

それは、設置するのは屋根であり、屋根はそれぞれの家により瓦の種類、屋根材、構造が違うからです。

つまり、あなたの好みではなく、屋根の好みで太陽光発電は選ばなければいけないからです。

専門家でなければ、屋根の構造はわかりません。あなたは、そんなボタンの掛け違いにならないように、まずは太陽光発電の設置業者に屋根を見に来てもらいましょう。

複数社に一括見積りを依頼できるサイトを利用すれば、無料であなたの自宅に設置できるタイプを見積もってもらえます。

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